movie

May 30, 2007

富田耕生がアテているボブ・ホスキンスとか、フケ専的には、ちょ〜〜〜〜たまらん。

激萌え…


ニコニコ動画(γ)‐注目のタグ 魔界帝国の女神
※ 要ログイン



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January 30, 2007

原作である『暗闇のスキャナー』/"A Scanner Darkly"は、不世出のSF作家、フィリップ・K・ディックが書いた、半自伝的作品で、スクランブル・スーツなんていうSFっぽいガジェットはあれど、そんなのは、この作品を読むのに、あんま関係がない。
ドラッグに溺れる登場人物たちは、全員ディックの周辺にいた友人たち(あるいはディックその人)の姿が投影されていて、ディックは、自分の周りにあった、その生々しい現実を(そして、その現実に翻弄される愛しい友人たちの姿を)、忘れないように、記録しただけなんだと思う。

その生々しい記録に、僕なんか一発でK.O.されちゃったし、この映画の監督、リチャード・リンクレイターも、同じように、この小説が大好きなんだろうなあ、とは思う。
ただ、それは、よくよくわかるんだけども、あまりに愛が強すぎる所為で、とてつもなく内向きに作られてしまった不幸な映画。
たぶん、原作を読んだことがない人には、なにがなんだかわからない。

しかも、なんつーか、云わば"完コピ"なんだよねえ(苦笑)
世界中にディック・ファンがいて、その誰もが、この映画に込められた愛を、感じることだろうけど、完璧過ぎて、じゃあ原作読んだ方がいいんじゃね?とか思ってしまう(笑)


とりあえず、あなたが、ディックのファン、あるいは『暗闇のスキャナー』のファンだったら、観る価値はあると思う。
そのどちらでもなくて、この映画が、あなたになにもアクセスしないなら、この映画のことも、僕が書いた、この文章のことも、綺麗さっぱり忘れてもらった方がいい。
その方が、たぶん、あなたは幸せだから。


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November 12, 2006

コメントに気づかず、返信遅くなりまして、本当にすみませんでした>皆様。

コメやらトラバやらもらったら、携帯に転送されるよう設定してるんですが、それが上手く働いていなかったようでして(汗)。
誠に申し訳ありません。

で、コメント書いてたら、字数制限に引っ掛かりまくりで。

という訳で、こちらにエントリとして返信させていただきます。
お手数ですが、こちらの続きとして、脳内補完してくださいませ。


>BETさま。

映画は監督のものだと、僕も思います。
ただ、この映画を観てて「別に金子修介じゃなくても…」と思えてしまったので、ああいう言葉になりました。
代替がきくんじゃね?と
長大な原作を、コンパクトに上手くまとめてるとは思います。ラストは原作ファンもビックリさせてくれる仕掛けがあるし。
でも、この脚本を使って、普通にエンタテインメントを撮れる監督、たとえば本広克行が撮ってたらどうでしょう?
おんなじぐらい(もしかしたら、それ以上に?)面白い映画になってたと思いません?

翻って、平成ガメラ三部作において、伊藤や樋口のこだわりは、あのシリーズをSFとして昇華せしめてる重要な要素だと思うんですが、僕はそこに、金子修介も寄与しているのだとばっかり思ってて。
いや、あのシリーズに金子のこだわりはあったのかもしれないし、伊藤や樋口のこだわりを上手くコントロールせしめたのは、金子の力なのかもしれない。
でも、この映画だけを観ると、これっぽっちのこだわりもねえよなあと(笑)

ただのファンでしかない僕は、監督という仕事の意味を取り違えてるのかもしれませんね。



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November 06, 2006

gandolfiniもちろんブラッド・ピットやらジュリア・ロバーツやらなんざこれっぽっちも目当てじゃなくて、ガンドルフィーニ見たさだったんですが。

てか、変な映画。


ブラピはドジなチンピラ。ジュリア・ロバーツは勝気なパッパラパー女。
チンピラは、自分のやったドジの埋め合わせに、メキシコに高価な銃を受けとりに行く。
女は組織から抜けられないチンピラに愛想つかして、カジノのディーラーを夢見て、ラスベガスに向かう。
そこで、チンピラの行動を担保するために女を拉致るのが、ガンドルフィーニ扮するゲイの殺し屋。

各々舞台とする場所が違うもんだから、映画の2/3はブラピとジュリア・ロバーツの絡むシーンはなくて、メキシコでのブラピの珍道中と、ジュリア・ロバーツとガンドルフィーニの逃避行?が、交互に描かれる。
ブラピは、ホントにドジでまぬけでいいとこなし。
しかも、脳味噌カラッカラってな役を、熱演?してるもんだから、「なんだこのバカは…」としか思えず、感情移入なんざ出来やしない。
対して、ジュリア・ロバーツとガンドルフィーニの方は、途中で出会ったガンドルフィーニの恋男を巡って、女同士?わかりあえたりして、なんともほのぼのとした感じ。

最後は、このゲイの殺し屋が、亀裂の入りかかったチンピラと女の中を取り持ったりするんかいなと思いきや、殺し屋に拉致されて怖かっただろ俺がこいつを殺してやる!とトチ狂ったチンピラに、物語半ばで殺されてしまう。
しかも、「彼は友達だったのよ!」と泣き崩れていた女も、ホンの半日たっただけで、莫迦チンピラとヨリを戻して、イチャイチャ。
その後は、問題の銃に関する変な因縁話がバタバタと展開されて、最後、ふたりはしあわせに暮らしましたとさ…でチョン。

(-_-;)

そりゃこっちはガンドルフィーニに感情移入して観てた訳ですが、このグダグダな展開はないだろよと。

Amazonのレビューを見ると、ブラピファンらしい人の「ブラピ、かわいい!」てな洗脳票に混じって、ノンケさんのこんな意見もあるので、僕の色眼鏡という訳でもありますまい。

Amazon.co.jp: ザ・メキシカン
なにも殺さなくても・・・, 2005/2/21
レビュアー: "もりっちょ" - レビューをすべて見る
シリアスな物語ではないはずなのに、無駄に人が死んでいく。
しかも豊かな人物像で描かれていた殺し屋さんが、主人公にあっけなく殺されるなんて。

これが娯楽?

ブラピ&ジュリア以外はどーでもいい、って人にはおすすめかも、だけど
僕はこれを見終わって、ハッピーエンドって気分にはなりませんでした。


とりあえず、ガンドルフィーニは、良かったです。
途中出会った恋男のことを凄く好きになってしまって、でも、ただ好きなだけではダメで、お互いの社会生活を認められるか?と思い悩むなんてシーンがリアルで良かった。

ま、職業が殺し屋というのは劇的過ぎるんですが。


ガンドルフィーニ(あるいはブラピ)ファンの人はどうぞ。
そうでない人は、観なくていいかも。

でも、『ブロークバック・マウンテン』のことを「これこそ純愛映画だ!」なんて云ってる人は、この映画こそ観た方がいいかもよ(爆)


ザ・メキシカン
ザ・メキシカン



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October 30, 2006

DEATH NOTE HOW TO READ 13 (13)一昨日、テレビでやってたね。

マンガの方は、終わり頃のグダグダで、ちょっと熱が冷めちゃってたんですが、それでも一時期はめっちゃ入れ込んでましたから、一応観てみました。

藤原達也が月(ライト)に見えねえぞ!とか、なんだあのリュークのCGは!というのは、もう誰もが云ってることでしょうから、それはまあ置いといて。

原作は、マンガとは思えないネームの量で、しかもそれがジャンプみたいな少年誌に掲載されて人気マンガだったのが、僕なんかには痛快だったのですが(本を読まないと云われてる、いまの子供たちにも大人気だった訳で)、でも、そのセリフの多さとその面白さは、まったく再現されてなかったっすね。
で、そこで思ったのは、舞台劇とかにすると映えるんじゃね?とか。
昔の小劇団ブームみたいなノリでさ。

てか、翻って、マンガって、小説でもない、ただの絵物語でもない、文字と絵が混然となった特殊なメディアなんだなあと、それがわかっただけでも収穫でした。


映画としては、良くもない悪くもない凡作。
金子修介って、僕の中では平成ガメラシリーズの監督という意識しかなくて、あの三部作はSFとして傑作と思うんですが、それは、金子の力じゃなくて、脚本家の伊藤和典だったり、特技監督だった樋口真嗣の力だったんかもねえ。


あと、これって、バンバン人が死ぬ映画なんですけれども、いくらエンタテイメントとはいえ、こんなにも人が死ぬシーンにリアリティがないはどうよ?と思ってしまったかな。
人が死ぬっってことを、記号的に扱い過ぎてる。
原作はマンガなんだけど、器が変わったら、それに見合った描き方があるだろうと思うんですが。
そこをもっとリアルに描いてたら、たとえば、黒沢清とかが撮ってたら…とか夢想してしまいましたね。



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September 18, 2006

ファントム・オブ・パラダイスブライアン・デ・パルマは大好きで。

てか、デ・パルマ好きとか云うと、古参の映画巧者の方々からは、「あんなヒッチコックのパクリ見るんだったら、ヒッチコックのオリジナルを観ろ!」とか諭されちゃったり(笑)

でもさあ、ヒッチは僕らのリアルタイムじゃないんだもの。

映画技術のお手本たるヒッチコックを教科書のように観るのも必要かもしれないけれど、その時々で、優れたもの、楽しいものを体験して、それでいいじゃん、というか。


最近は、大作監督として祭り上げられてしまったデ・パルマですが、これは、若き日の彼が、勢いにまかせて自分の好きなものを全てぶち込んで作った映画。
稚拙な部分も内輪ウケな部分もあったりするんですが(「サイコ」のパロディとかwww)、そのファニッシュな部分にイカれてしまいました。

ちなみに、Gyaoで無料視聴をやってて、なんとなくクリックしたんですが、そのまま最後まで観行ってしまった(DVD持ってるのに…)。

改めて観ると、重要な役で出演もしているポール・ウィリアムスの音楽も最高で(ロックスキーな人はニヤニヤするとおも)、この音楽じゃなければ成立しないよなーと、デ・パルマとポール・ウィリアムスの幸せなコラボレーションを充分に堪能いたしました。


10月7日までやってるそうで、なにそれ?と少しでも興味を持たれた方は、試しに観てちょ。


パソコンテレビ GyaO [ギャオ] 無料動画 |ファントム・オブ・パラダイス



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September 16, 2006

Xmen3たったいま観てきました。

とりあえずの感想は、すっげーショック。
○○をアレしちゃったりとか、××をあんなにしたりとか、これじゃあ、Xメンの映画、これ以上作れなくなっちゃうじゃん。。・゚・(ノД`)・゚・。


と、最初は思ったんですが、膨大な量に昇る、この映画の原作の中のは、マグニートーがXメンを率いる話!もあったりして、そういう展開もありなんかな。

今回の話の基本になったのも、「ダークフェニックス・サーガ」という原作の有名な話のひとつ。
ただ、ウルヴァリンが、○○を××なんかしなかったけどさ(笑)


映画としては、マイミクさんが書いてたけど、所々で雑なあとは感じたかな。
エピソードをちゃんと拾ってなかったりね。

でも、最近の映画のほとんどが2時間を超える中、1時間47分とコンパクトにまとめてあって、○。
特撮も凄いっす。
CGとはいえ物凄い映像を見せてくれるという意味では、近年No.1なんじゃないでしょうか。

観る価値はありだと思います。

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April 14, 2006

注目の(と云いつつ、実は僕、コロっと忘れておりました…)『ゲド戦記』の予告編がうpされた模様。

スタジオジブリ - STUDIO GHIBLI - 映画「ゲド戦記」予告編

ああ、なんかオヤジと違って沈鬱な感じがいいかも。
原作からして決して明るい話ではないので、パヤオがよくやるコミックリリーフ役の可愛いキャラとか絶対出てこないだろうね。


ふと気になったのは音楽のクレジットで、久石譲じゃないんだね。
寺嶋民哉という人。

この寺嶋という人、これまでTVを中心に劇伴をやって来た人らしいのだけど、allcinema onlineのフィルモグラフィーを見ても、思い浮かぶものはないなあ。
ググって発見した2000年頃のインタビューにも、あまりヴィヴィッドな言葉は出てこない。

ただ、ジブリといえば久石譲だった筈なので、理由があり、意思があって代えてきたのなら、それは息子ガンガレ!と応援しちゃう(笑)

夏が楽しみだな。
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March 27, 2006

brokeback mountainようやく観てきますた。



うーむ。


僕はちょっと駄目…(以下、一部ネタバレにつき注意)



映像は綺麗だし音楽もいいし、いい映画とは思うんですが…(歯切れ悪w)


男と女のように、男同士にも愛はあって、恋もあって、誰かを好きだという気持ちもあって、好きな人と結ばれないことに涙を流して、久しぶりに会えることに高揚して、会ったら何も考えらずたまらなく抱きついて、キスをして。

そういう気持ちは、誰もが心の奥底に秘めていて。

でも、誰もが持っていることであるからこそ、それは崇高なことではなくて、寝て起きて通勤電車のラッシュに揉まれて仕事して飯喰って酒飲んで糞して、そんな毎日の生活と同じ地平にあると思うんですが(前もこんなこと、書いたよね)。


愛は厳然と存在します。それは認める。僕も誰かを愛してる。

でも、それはなにかと違うこと、なにかより優れていることではないよ、と。



またこれを「これこそ純愛だ!」とか云っちゃうと、それは変じゃね?とか思ってしまう。

だって、ジェイク・ギレンボール扮するジャックは、イニス(ヒース・レジャー)とヤリたかった訳でしょう?
そこに愛はもちろんあったけど、同時に性欲も存在した筈で、セックスと愛を切り分けるなんて、それこそメルヘンじゃねえすか?


いや、僕自身も実生活でメルヘン入ってるか(笑)



「ただの映画、ただのフィクションなんだから、楽しめばいいじゃん」と勇める声も聞こえてきそうですが、フィクションだからこそ、それゆえに一層厳しくなってしまうんかも。

たとえばさ、恋愛が成就する、あるいは失敗する、ポストモダン文学じゃないんだから、「物語の方程式」にのっとれば、そのふたつしかオチがないってのはわかるんだけれども、ラスト近くで、ジャックが死んでしまう(あまりにネタバレのため反転で)なんてのは、あまりにフォーミュラ過ぎだよー。
そんな劇的な愛なんて、世の中には万に一つもないってば(笑)

原作小説があるようなので、そこはそれ原作がそういうストーリーなんだろうけども、そんな劇的さだけで、ユーザの感情を誘導しようとする物語を、僕は絶対に否定する。

そんな物語によって自動的に得られた感情と、自分が誰かを「愛する/愛した」という感情を同列に語られたくないもの。

愛が崇高でない、愛はなにかより優れていない、とすぐ上で書いたクセに(笑)、でも、自分が実際に抱いた気持ちは、崇高であって欲しい、という自分勝手なヤツであります。


あーもう、相変わらずグダグダだあ(笑)



daddyscar at 17:23   このエントリーを含むはてなブックマーク   この記事をクリップ! Comments(5)TrackBack(3) Edit

March 22, 2006

いや、イケる!とか云う話ではなく。 *1


Wikipediaをつらつら眺めてたら、若山富三郎のページに出くわして。
その中段辺り。

若山富三郎 - その殺陣 - Wikipedia
弟の勝新太郎は「殺陣はお兄ちゃんにはかなわない」と語り、『魔界転生』で共演した千葉真一は「師匠と呼べるのは若山先生だけ」と語る。

そういや昔、ウチの父親から、そんな話を聞いたっけか?
若山富三郎の殺陣の上手さは絶品だとかなんとか。


そうすっと気になってしょうがない。
若山富三郎の殺陣を観てみたい。

ただ、なにを観ればいいのか?


魂の遍歴?が始まりました。


子連れ狼 (若山富三郎版) - Wikipedia
一刀について、演じた若山本人の殺陣の上手さもあり、水鴎流の達人としての一刀を上手く表現していると高く評価されている。


[懐かし邦画]若山富三郎
5 :この子の名無しのお祝いに :04/09/11 01:35:28 ID:JVAS6d/P
子連れ狼シリーズ、仮面ライダー並みのストーリーだが、殺陣見たさに全作観た。
特に「親の心子の心」のラストの立ち回りは凄い。


106 :この子の名無しのお祝いに :04/11/10 17:57:41 ID:+1Z96Nf7
「魔界転生」で柳生但馬守を演じてたけど炎上してる江戸城での立ち回りが
凄すぎ。


107 :この子の名無しのお祝いに :04/11/11 17:30:40 ID:7Q+ReMBv
みんな「魔界転生」凄いっていうし、ご本人もお気に入りだったらしいけど。
ぶっちゃけ、そんな凄いか??
期待しすぎただけなのかな。


108 :この子の名無しのお祝いに :04/11/11 22:43:04 ID:puZtXeAE
ありゃ凄くて自然だから好きだね。
いかにも歌舞伎臭いのは他にもいいのがたくさんあるけど、
ああいう風に自然な感じに昇華させたものは少ない。
また千葉真一とのバランスがよい。


215 :この子の名無しのお祝いに :2005/11/29(火) 00:49:55 ID:1b9ND0Vi
>>192
>>196
「姿三四郎」岡本監督をもってしても主役がさっぱり駄目なんで作品は面白くないんですが、若山や仲代がいいです。
特に側転やカニばさみまで見せる柔術家役若山の身体能力には驚嘆


216 :この子の名無しのお祝いに :2005/11/29(火) 05:29:22 ID:8aPSGLkl
魔界転生のお化けはなりきってましたね。
ぴょんぴょん跳ねて斬りまくり(笑)


265 :この子の名無しのお祝いに :2006/03/06(月) 15:35:56 ID:4qRM9RgS
>>252
子連れ狼見なさい。
あれほど物凄い立ち回りできる役者はまずいないから。勝新も立ち回りは
お兄ちゃんの方が上手いと認めてた。
今「悪魔のようなあいつ」というドラマ見てるんだけどそこでも異彩を放ってた。


若山富三郎御大が大暴れの映画「子連れ狼」
三途の川の乳母車
脚本小池一夫 監督三隅研次 出演若山富三郎 大木実 松尾嘉代 岸田森
国産スプラッター映画第一号と人は呼ぶ(笑)。殺陣のすさまじさはこれが最強かもしれない。圧倒的なスピード感が今見ても凄い。商売人ロジャーコーマンがこれを再編集して儲けたらしい。

こうなると、誰しもが、

くぅわー『子連れ狼』観てえ〜

となると思うんですが、どうもDVD化されてない模様…


たのみこむ
若山富三郎版「子連れ狼」YAGU 殿
想定価格:¥20,000  発案の最終更新日:2005/01/03 [Mon] 03:42
時代劇がブームな今、傑作といわれている富三郎版「子連れ狼」を観てみたいです。海外では既にDVD版が存在するらしいし。是非とも、高画質な国内版DVDでシリーズ全作を発売して貰いたいです。限定版BOXでも構わないです。

もちろん僕も賛同してまいりました(泣)


でも、この気持ちをどう抑えればいいのかともんもん?としておりましたら、

[懐かし邦画]【我は求め訴えたり】魔界転生【一言、無念と…】
6 :寅春:04/02/01 12:34 ID:87FesTH2
勢いに乗って深作版もビデオで見直したが、若山先生の殺陣はやっぱり
すごいな。跳躍もすごくて千葉ちゃんより身軽に跳ねてるぞ。トランポリン
の魔術か?



8 :このこのななしのおいわいに :04/02/01 12:57 ID:Wv9321g1
>>6
だよね〜
実際に跳躍したら(高さとかスピードとか)千葉ちゃんが勝つんだろうが
(年齢がありますから)
若山先生の表現力って言うか、踊りの素養って言うか、そう言う部分が
勝ってんでしょうね。

真田さんをみて、「俺だってアレくらいのトンボなら切れるぞ!」といって
実際にやろうとして、みんなに止められたらしい・・・若山先生ったら・・・


11 :この子の名無しのお祝いに :04/02/01 13:26 ID:9xE2GdrH
若山の身振り手振りは、たぶん歌舞伎の「狐振り」からの引用と思われ。
(人間に化けた狐が正体を現す時のしぐさ)
あの指先を手前に丸めた形とか、振り向くタイミング、跳躍、とかが
いかにも「人外」のものという感じがして痺れたなぁ。

基本的に、時代劇の立ち回りは、腰にあると思うですよ。
どんなに素早く動いても、腰はどっしりと落ち着いていなければならない。
若山にしても千葉ちゃんにしても、その辺はしっかり見せてくれたな。


Amazon.co.jp:魔界転生: DVD
☆☆☆☆☆言い尽くされていますが, 2006/03/14
レビュアー: じゅんてぃ - 自分が書き込んだレビューをすべて見る

演出も、出演者も、音楽も、物語もすべてがよくて、
大好きで、ほとんど台詞まで覚えてしまっていますが(笑)

どんなにいいかは、他の方のレビューで語っていただいてますので、
更に!他のかたがあまり語らないところを敢えて言うならば、
柳生但馬守を演じた若山富三郎も、もの凄ーくいいです。

柳生但馬守の剣士としての血が、父としての思い(情)に勝ったとき、魔界に転生する。
そして、訪ねてきた、剣の道の生涯のライバルである息子・十兵衛に
「十兵衛…」と振り向いたときの、あの顔!
江戸城の中での、息子・十兵衛との対決。
結構、当時もうお年でしょう?
でも、凄い殺陣なんですよー。あぁー素敵...。


てな訳で明日DVD借りてきます。いや、買ってきちゃうかも(笑)


魔界転生
魔界転生



ちなみに、上記、懐かし邦画板の「若山富三郎」スレは、殺陣のことだけじゃなしに、若山先生(笑)の愛らしいトンパチぶりが色々と紹介されてるスレなので、必見。
勝新ともども、ホントに莫迦兄弟(褒め言葉)だったみたいですよ。



*1 いや、めっちゃイケるんだけどさ(笑)
daddyscar at 21:55   このエントリーを含むはてなブックマーク   この記事をクリップ! Comments(4)TrackBack(1) Edit

March 12, 2006

MovieWalker - ブロークバック・マウンテン 九州・沖縄 映画館

あのさ…

ゲイの映画だからといって、今年のアカデミー監督賞受賞作なんだから、シネテリエ天神シネ・リーブル博多駅じゃなくて、もっと大きいハコでやっておくれよ。

頼む…



daddyscar at 12:40   このエントリーを含むはてなブックマーク   この記事をクリップ! Comments(3)TrackBack(0) Edit

February 21, 2006

アダムたん次回作で偽ゲイ婚に挑戦です。 : ABC(アメリカン・バカコメディ)振興会
実はこの映画は、最初からアダムたん&ケヴィン・ジェームスというコンビに白羽の矢があがっていたのではなく、もともとは「ウィル・スミス&ニコラス・ケイジ」「ウィル・スミス&ジェームズ・ガンドルフィーニ」「オーウェン・ウィルソン&ヴィンス・ヴォーン」(ウェディングクラッシャーズのコンビそのままね)といった候補が挙がっていたとのこと。……

「アダム・サンドラー&ケヴィン・ジェームス」よりも、「ウィル・スミス&ジェームズ・ガンドルフィーニ」の方が絶対リアルで(尚且つ)泣けると思うぞ。


あ、私情ちょっと入ってる?入ってますか?入ってるかも…

daddyscar at 01:45   このエントリーを含むはてなブックマーク   この記事をクリップ! Comments(0)TrackBack(0) Edit

February 14, 2006

CASSHERN
CASSHERN


さて、焼き牡蠣喰って、(その後)飲みに行ってた間にやってたコレを、録画して昨日初めて観たのですが(いや、観てなかったので)。


僕は充分アリでした。
オケ。

てか好き(笑)


ロシア構造主義そのまんま(笑)という気はしないでもないですが、それでも、ここまでヴィジュアルに先鋭的であることは、もうそれだけで評価してあげたい。

こんなスタイリッシュな作家、日本にはもちろん、世界にもそんなにいないって。

そりゃマトリックスの影響下からまだまだ逃れられていないけれど、それでも、その先を目指そうとしてるのがわかって、その意気や良しです。


ただ、その反面、この監督はお話づくりが下手糞なようで、途中平仄が合わないことが多々あり、そこは減点。

あと、 樋口真嗣がコンテ書いたらしい戦闘シーンは、カッコ良かったけど、やっぱ浮いてたかなあ。

それと、これだけは云っておきたいミッチー熱演(笑)
俳優陣がノリノリでやってるのがわかる映画でしたね。

のっぺりとした演技で、お話の根幹を成すオブセッションがまったく感じられなかった寺尾聰だけはミスキャストと思いますが…(マッドサイエンティスト役なんだからさー)。


と、色々云いつつ、それでも撮ってくれるなら、次回作は観てみたいです。

ただし、
  1. 平成ガメラの伊藤和典みたいなキチンとお話の書ける脚本家に本書いてもらって、でもっと大予算でスタイリッシュなSFを。
  2. CGは一切使わず、物語がなくてもいいから、純粋に書きたいテーマをATGっぽく。
  3. もう実写じゃなくていいじゃん、って訳でアニメ。

の3点のうちいずれかで、お願いしたいなあ…

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November 24, 2005

BARKS - David Bowie : デヴィッド・ボウイ、ヒュー・ジャックマンと共演
映画はジャックマンとベールが演じるマジシャン2人の対決を描いたもの。対抗心がやがて殺人に発展するという、ノーランお得意のサイコ・スリラーだ。


デヴィッド・ボウイは置いといて。

どっかで聞いた話だな、と思ったら、
'96年のクリストファー・プリーストの同名小説を原作にノーランと弟ジョナサンが共同で台本を執筆した。

やっぱりプリーストの『奇術師』のことなのか。


奇術師


クリストファー・ノーランが監督で、ヒュー・ジャックマンにクリスチャン・ベール(ボウイおまけ)?
これは期待出来そうですね。


で、これは本題ではなくて。

mixiにも書いたんだけれど、マイミクさんの日記に、廉価版DVDの話が出てて、そういや僕もヘップバーンの『シャレード』を買ったことあるな、と観返してみた。

いや、フィルムノイズ凄。まるで上映してるのを、そのままヴィデオ撮影したみたい。
原版製作時のトラッキングがずれてるのか、途中チラチラするし。

いくら廉価版とはいえ、これはないよなー。

ホントはカラフルで瑞々しい筈の、モーリス・ビンダー作のタイトルバックを観てたら、悲しくなってしまった。


こういうのって、著作権切れなんだろうけど、『シャレード』の製作年って1963年の筈で、どういうことなんだろうかと調べてみたら、作品内に著作権表示のない場合は、それがすぐさま失効する、という特殊な例らしい。
順番は前後するけれど、下記のPD Classicのサイトに、著作権切れの映画について、詳しい解説がある。

Public Domainとは
米国著作権法第301条 著作権の存続期間とコモン・ロー法が関係しております。

  • 旧著作権法は、製作後通常1年以内に申請。著作権申請がなされた年から28年後の12/31迄に更新が無ければパブリックドメインになります。
  • 28年後の年末に更新がなされた場合、著作権保護が47年延長され合計75年になります。例えば1960年制作の場合、28年+(更新)47年=2035年 1992年法改正で+20年延長=2055年まで保護されます。
    なぜ多くの会社が28年目を待たずに著作権が消滅したのは、業界を去ったり、またはフィルムの所有者の死去によりその財産の著作権更新が失念され、その映画がパブリックドメインとなった理由からです。
  • 申請がなされなかった場合、5年後にパブリックドメインになります。
  • ただし、作品の中に著作権表示が無いと直ちにパブリックドメインになります。通常『Copyright1945--XYZ Company」又は、MCXXXXのようなローマ字で表されます。
        例:表示が無いためパブリックドメインになったもの。「シャレード」.........米国著作権法第401条(b)、第405条(a)

権利意識の強い欧米では、その揺り戻しとして、こういうものをPublic Domain(社会全体の公共財産)として共有しようというのがあるんだろうね。

で、日本では色々な会社が、こういう著作権切れの作品をニッチ産業として販売してる訳だけど、2ちゃんの該当スレ読んでみたら(あるんですよ、ちゃんと(笑) 【380円】激安DVDってどうよ? 2枚目【500円】)、廉価版販売してる会社にも、いいのと悪いのがあるらしい。

PD Classic>懐かしの名画を低価格DVDビデオで発売中

ここが380円!という値段の割りに、パッケージも良くノイズの少ない良心的な会社だとか。

ただし、西日本では販売してない… orz


僕が買った『シャレード』は、これ。


シャレード


ポチっとしないように(笑)

もちろん、上記の会社も『シャレード』を出してて、こりゃどうにかして手に入らないものかと、ただいま画策中であります。
daddyscar at 02:23   このエントリーを含むはてなブックマーク   この記事をクリップ! Comments(0)TrackBack(0) Edit

September 29, 2005

いまさらですが。

とっくの昔に、Episode3やら宇宙戦争やら観てたんですが、感想は放置したままでおりました。

てか、Episode3に出てくる主人公とヒロインの バカップル ぶりには、どうしても納得いかーん。
全部お前らの所為じゃん。まぁったく感情移入出来ません。

特撮は凄。オープニングの空中戦(宙中戦?)シーンなんか観てて酔いそうなぐらいでした。
が、物量が増えただけで感動はないなあ。

ストーリーも、わかっているオチへ向けての伏線を拾うが、いっぱいいっぱいな感じで、驚きはありません。

ただ、ラストの、アナキンとオビワンの悲しい戦いのシーンは、スターウォーズとは思えない、黒沢ばりのハードな描写で(褒め過ぎ?)、ちょっとびっくりします。良かったのは、ここだけかなあ。

宇宙戦争は、Web上でも僕の周りでも賛否両論ですけれども、僕はオケ、というか近年のスピルバーグ映画の中では、稀に見る(笑)佳作だと思う。

もう誰もが書いてることだけれど、これは1954年に作られた『ゴジラ』第一作の精神的なリメイクだよね。
相手が宇宙人だろうが怪獣だろうが、実は関係がなくて、どうしようもない巨大なカタストロフィーによって、日常が崩壊していく映画。
お、やるじゃんスピルバーグ、とか思ってしまった。

このノリで、次はスティーヴン・キングの『霧』を映画化してくんないかな。
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August 02, 2005

Batman Begins1『バットマン ビギンズ』/"Batman Begins"を2週間も前に観てたんですが、ようやく感想をうp(画像をクリックすると公式サイトに飛びます)。

一連のバットマン映画の中では、僕はこれが1かな。面白かったっす。
ただし、ティム・バートンによる2部作、あるいは、それの拡大再生産であるジョエル・シュマッカーの3、4作目みたいな、ポップ・トラッシュ映画ではなくて、もっと地味〜な映画。

昔勤めてた会社に、映画好きアメコミ好きのオジサンがいて、ティム・バートンの2作目を一緒に観たあと(いや、ただの映画友達だったんですよ。ノンケさんだし…)、そのオジサンが「あんな極彩色の箱庭みたいな世界観にバットマンは似合わんよなー。それこそフレンチ・コネクションみたいなリアルな警察物に、バットマンをブチ込めば、もっと面白くなるのに…」みたいなことを云ってたんですが、まさにそんな感じでした。


観る前は、メメントを撮ったクリストファー・ノーランのことだから、どんな搦め手で来るんかなとかまえてたんですが、脚本は王道王道(前半、ちょっとだけカットバックで時系列が前後するシーンがありますが)。
ケレンは極力廃されてるけれど、主人公であるブルース・ウェインの暗い強迫観念オブセッションが、ヒロインとの再会を経て、ヒーローとしての使命感に転じていくさまなんか、観ていてとても気持ち(・∀・)イイ!
ホントに、いい映画でした。オススメ。


以下、蛇足。
この作品、映画としてもよく出来てるんですが、原作であるコミックスのことを知ってると、面白さはもっと増すかなと。
ただし、アメコミ出版が、これだけ討ち死にしてる日本では、そんなの「知らねーよ」という方が多数なんだろうねー。

この映画に強烈なインスピレーションを与えた、フランク・ミラーの傑作コミックバットマン:イヤーワンを始め、映画公開に合わせ、"SIN CITY"を刊行するなど、ひとり気を吐いてるJIVEには、今後も頑張って欲しいですなー。
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July 29, 2005

ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 - ロブ・ゾンビのThe Devil’s Rejects!

コメント欄なしで再開されたウェイン町山のblogを見てたら、こんな記事が。
えっ!White Zombieのロブ・ゾンビが撮った"House of 1000 Corpses"って、結局『マーダー・ライド・ショー』って邦題で、公開されてたんね知らなんだ。

マーダー・ライド・ショーこの『マーダー・ライド・ショー』ってのは、B級ホラームービー好きを公言して憚らないロブ・ゾンビが、『悪魔のいけにえ』*1をはじめとする70年代B級ホラームービーに、オマージュを捧げて作った映画(と、断言してはいかんかな。観てないんだし)。
タランティーノが、愛するカンフー映画やマカロニ・ウェスタンからインスピレーションを得て、キル・ビル撮ったみたいなもん、と考えれば理解が早いかも。

マーダー・ライド・ショー

で、続編である"The Devil’s Rejects"も、ウェイン町山曰く、

中身は『悪魔のいけにえ』のいやーな感じをいかにして再現するかに挑戦して、トビー・フーパー自身の『いけにえ2』よりはるかに成功している。
ていうか、「殺人一家に身内を殺されたキリスト教福音派の保安官が一家に復讐する」というストーリーはまるっきり『いけにえ2』と同じなんだけどね。


とのことで、ロブ・ゾンビのヲタク魂炸裂っ!
てな感じ。


てかさー、福岡に越してきて2年ちょいになるんですが、こういうブロックバスターに乗らない映画が観辛くなっているのが、唯一の不満。
『マーダー・ライド・ショー』も博多駅の隣にあるちっちゃい映画館(シネリーブル博多駅)で公開されてたらしいんですが、あそこは遅くまでやってないし、一日のうちの午前と午後で上映作品が変わったりするから、時間がうまく合わないんよ。
もあそこでやってたんだけど、いつの間にか終わっちゃったし…(男泣き)


そういや、キャンプ映画つながり、シネリーブル博多駅上映つながりで、こんなのもご紹介。

チーム★アメリカサウスパークのスタッフが作った、サンダーバードとかスティングレイ(ジェリー・アンダーソン製作の、いわゆる"スーパーマリオネーション")のパロディ。
画像を踏むとリンク先の公式サイトに飛びますが、いや、ビンラディンみたいなのや"将軍さま"みたいなのが出てきて、国際救助隊ならぬ世界警察"チーム★アメリカ"が、そいつらを退治してまわるらすぃ。
しかも、、人形劇のクセにR-18指定、つまり18禁!で、それはなんでか?というと、人形同士のセックルシーンが!
なんとも極悪な映画(笑)ですが、去年の全米公開以来、楽しみに?してたので、これは絶対観に行くぜ!
チーム★アメリカ/ワールドポリス


*1『悪魔のいけにえ』/"texas chainsaw massacre"(このオリジナル版については、こちらが参考になるかと)と云えば、去年だったか、リメイク版が公開されてたけど(残念ながら観てません)、トビー・フーパーの初監督作品*2にして、ホラー映画史上、最大のメルクマークであるこのオリジナル版が、落ちてるってどういうことだ(゚Д゚#)ゴルァ!!
しかも中古の38,000円って値段はなんだよ!売ってるヤツ出てこい(゚Д゚#)ゴルァ!!



*2であると同時に彼の最高の作品。ナイト・オブ・ザ・リビングデッドを撮ったジョージ・ロメロは、"ゾンビ"というテーマに拘泥しつつ、それでも元気に映画を撮り続けているのに(新作ランド・オブ・ザ・デッドも8月末には日本公開予定)、トビー・フーパーは、この映画に呪われているよね。新作なんて話もトンと聞かないし。てか、この人って、ハマーの怪奇映画とか、クリープショー*3とかの元ネタでもあるECコミックス(怪奇物の俗悪コミックスね)に心底取り憑かれている人だから、映画撮っても、そういう演出しか出来ないんだろうなあ、と思ふ。不器用そうだし。でも、そういう興味と題材がハマると、最高に気持ち悪いシーンを見せてくれます。スペースインベーダーのカレン・ブラック(!)の描写とか。でも、たぶん、『悪魔のいけにえ』は、満塁ホームランだけど、まぐれ当たり。

*3うわっ!これも落ちてるよ。しかも中古価格18,800円なり…
daddyscar at 16:02   このエントリーを含むはてなブックマーク   この記事をクリップ! Comments(0)TrackBack(0) Edit

June 15, 2005

050615_2015~01.jpg




ようやくゲット…

daddyscar at 20:18   このエントリーを含むはてなブックマーク   この記事をクリップ! Comments(6)TrackBack(0) Edit
GBrにおける、Mr.インクレディブルDVD発売!の第一報を、ponpokoさまに取られたしまって意気消沈しているdaddyscarでございます(嘘)


さて、気気鵑蛤埜紊亡僂娠撚茲任△『ミリオンダラー・ベイビー』について、記事を書こう書こうと思いながら、もう3週間以上たってしまったのですが、「さて、ネタもないし、そろそろ書くべ」と思ってたら、最近GBrに登録された、オタクでアレゲィ:mizututaのチラシの裏さん経由で知った、こちらのblog(あたしはレズビアンだと思われてもいいのよ)で、なんか思ったことが、ほぼ云い尽くされてたので、付け加えることは、あんまりありません(って、こんな物云いを最近、どこかでもしたような…)。

まあ、でも、ちょっとだけ。


以下、ネタバレしています。未見の方はご注意を。
続きを読む
daddyscar at 17:45   このエントリーを含むはてなブックマーク   この記事をクリップ! Comments(1)TrackBack(5) Edit

May 15, 2005

なぜかIさんから「映画でも観に行かねえか」とお誘いがあり、観てまいりました(ホントは『真夜中の弥次さん喜多さん』に行きたかったのですが、Iさんに却下されてしまった・゚・(ノд`)・゚・。)。

僕は『踊る大捜査線』シリーズのファンではないので、特に期待もせず観たのですが、思ったより?面白かった。
てか、フィックスのほとんどないカメラで短いカットを重ねる、という、ヴィデオ・クリップみたいな映像のテンポに乗せられちゃって、観てしまったんでしょうね。


感想を上げられてるblogをチェックしてみると、やっぱ賛否両論あるみたいですが、脚本は、僕も駄目だと思います。
そこそこ面白く観たんだけれど、観終わってみると、ストーリーの整合性が、まったくないことに気づく。
後半は地下鉄も、盗まれた実験車両も、なおざりにされてるもんね。
犯人とのかけひきのの描写も、最初は、「おっ」と思ったんですが、途中で息切れ(というかネタ切れ)してしまってて。
あれをもっとネチっこく描いてたら、犯人がイライラしだすことにも、充分納得がいったんでしょうけど。

易きに流れずに、地下鉄のみを舞台にして、初盤の、地下鉄車両同士の追っかけっこあたりをもっと膨らませてたら、息詰まるサスペンス映画の傑作?になってたかも。


出演の俳優については、ユースケ・サンタマリア以外なら、もう大絶賛(笑)

『踊る大捜査線』のスピンオフとのことなので、ユースケ扮するキャラクターを使わなければならなかったのでしょうが、観ているあいだ、ずっと「他の俳優だったらなあ…」と思ってました。
まず、セリフが下手。
これはまあ、俳優が本業ではないですから、置いとくとしても、でも、どうしても致命的なのは、

エリートにも、ヲタクにも、

絶対に見えない、ということ。


これじゃやっぱ感情移入出来ないっす。


脇を固める俳優陣は、豪華ってんではないですが、安心して観ていられるメンツばかり。
いや、國村隼のカッコいいことカッコいいこと。
『GODZILLA FINAL WARS』で、ドン・フライ扮する轟天号の艦長を、じっと黙ってサポートする副官役が仲々渋くて、気にはなってたんですが、ファンになっちゃいそうです(笑)


と、色々と書き散らかしましたが、そこそこに面白い映画ではありますよ。
アタマを空っぽにして、楽しめばいいんじゃないかな。


交渉人 真下正義
交渉人 真下正義

daddyscar at 18:14   このエントリーを含むはてなブックマーク   この記事をクリップ! Comments(17)TrackBack(95) Edit

May 06, 2005

相方が、映画館の前に貼ってあった、このポスターを見て、「もしかして、こっちの映画?」と云ってました。


真夜中の弥次さん喜多さん

なんか事件でミソつけちゃったけど、この七之助の表情は、なるほど、ソレっぽくて、とっても(・∀・)イイ!!

公式サイトみてたら、ZAZEN BOYSが音楽やってる!ってのもあって、俄然興味が湧いてきました。
daddyscar at 13:13   このエントリーを含むはてなブックマーク   この記事をクリップ! Comments(2)TrackBack(0) Edit

April 19, 2005



Mr.インクレディブル


6月15日発売!とのこと。

絶対!買います!!

でも、ローソンだと、限定グッズが付くらすぃ。
ちょと悩む…





と、その後、実は、こんなのもハケーン。



Mr.インクレディブル DVDコレクターズ・ボックス (5000セット限定生産)


ゲッ!!




            これ、めっちゃ欲しいです…




ちなみに、DVD発売を記念して、Exciteで、Mr.インクレディブル公式ブログが!
しかも、『Mr.インクレディブル』公式ブログOPEN記念プレゼント!なるものをやってます!

しかし、



    エキサイトブログユーザー限定…





                          orz
daddyscar at 15:43   このエントリーを含むはてなブックマーク   この記事をクリップ! Comments(6)TrackBack(2) Edit

February 17, 2005




祝!"Watchmen"映画化!!

以前ご紹介した『リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメン』(映画『リーグ・オブ・レジェンド 時空を超えた戦い』の原作コミックね)の作者アラン・ムーアの最高傑作と云われる"Watchmen"が映画化決定とのことです(アメコミ情報サイトPlanet comic.jpより)。

"Watchmen"については、『Mr.インクレディブル』の記事でも触れましたが、「現実世界にアメコミのヒーローが存在したら?」という命題を極めて実直に思弁スペキュレイトした作品で、子供向けの読み物だったアメコミを、大人向けに変革してしまった作品であります(ストーリーと作品のバックグラウンドはこちらのサイト「セプタングエースの七匹言」がくわしいっす)。

『未来世紀ブラジル』『12モンキーズ』を撮ったテリー・ギリアムが、このコミックの大ファンで(いつぞや来日したとき、"Watchmen"の重要なモチーフである、このスマイルマークのカンバッジを胸につけてたらすぃ)、映画化を画策してたそうですが、資金問題により断念。ずっと頓挫したままでした。

その映画化権をどっかのプロダクションだかが取得して、『π』のダーレン・アロノフスキーに撮らせるなんて話が出たんですが、結局、監督は『ボーン・スプレマシー』のポール・グリーングラスなる新鋭監督に決まったとのこと。

一ファンとしてテリー・ギリアムに撮らせたかったなあ、てのはあるんですが、とりあえずは映画化自体を喜んでおります。


付記続きを読む
daddyscar at 15:20   このエントリーを含むはてなブックマーク   この記事をクリップ! Comments(3)TrackBack(0) Edit

January 06, 2005

ようやく今日から仕事という訳で、上司の目を盗んでエントリw(全然盗んでないっていう噂もありますが)

相変わらず自宅のH"は、つながったりつながらなかったりでストレスたまりまくり。
トルネードWebなるデータ圧縮ソフトで、つながればスピードはそこそこなんですが。

年末からの休みのあいだに、GBrはping送信に対応してたり(livedoor blogは不具合があるようですが)、色々コメント&トラバいただいてたりで、今日は、それらをチェックするのに忙しくて、あんまり仕事になりませんでした(社長、すみませんm( _ _ )m)。


で、『ULTRAMAN』の記事(His Last Bow)に対するコメント&トラバに対する返答とか、色々思い浮かぶのはあるんですが、とりあえず、このトラバが気になったのでチェック。

  「Mr.インクレディブル」のおかげで作り直しとなる映画/わしLOG


うーむ。 本末転倒。


しかも、リンクを辿った先に、キャストの画像があるんですが…


     微妙。

『ダーク・エンジェル』のジェシカ・アルバは嫌いじゃないですが(一時期ずっとハマって観てましたから)、でもインヴィジブル・ウーマンのイメージじゃないなあと。



しかも、このザ・シングは…   orz
daddyscar at 16:27   このエントリーを含むはてなブックマーク   この記事をクリップ! Comments(0)TrackBack(0) Edit

December 31, 2004

たぶん、今年最後のエントリ。

相変わらず自宅のH"は遅すぎでストレスたまりまくっておりますが、会社に忘れ物取りに来て、12月31日だってのに、こんなことしております(笑)


昨日は、友達と『ULTRAMAN』観に行って。ゴジラからの特撮続き。

続きを読む
daddyscar at 15:08   このエントリーを含むはてなブックマーク   この記事をクリップ! Comments(6)TrackBack(8) Edit

December 28, 2004

昨日、観て来ました。『ゴジラ FINAL WARS』


FINAL WARS


僕は、"あり"だと思いましたね。
予想以上に面白かったっす。


続きを読む
daddyscar at 19:50   このエントリーを含むはてなブックマーク   この記事をクリップ! Comments(5)TrackBack(7) Edit

December 21, 2004

ウッコ、おまいビックリさせるなよ。

で、仕事サボってエントリ(笑)
いや、『Mr.インクレディブル』のことは、いまのうちに書いとかなきゃ、賞味期限が切れちゃいそうで。

続きを読む
daddyscar at 12:55   このエントリーを含むはてなブックマーク   この記事をクリップ! Comments(9)TrackBack(14) Edit

December 16, 2004

シネコンプレックスの最終回で観て来て、いま帰って来たトコですんで、今日のところはご報告まで。

てか



最高。


冗談とかではなく、今年の僕のナンバーワン映画。
daddyscar at 01:25   このエントリーを含むはてなブックマーク   この記事をクリップ! Comments(4)TrackBack(1) Edit

November 30, 2004


ユリイカ 12月号 特集 宮崎駿とスタジオジブリ 「天空の城ラピュタ」から「ハウルの動く城」まで


来ましたよ。さすがベンヤミンと宝塚と西尾維新を同じ雑誌で特集しちゃう青土社!(でも内容は「あんまりないよう」だったりするんですが時々)
一応、要チェキ!
daddyscar at 01:02   このエントリーを含むはてなブックマーク   この記事をクリップ! Comments(3)TrackBack(0) Edit

November 27, 2004

『ハウル』はさすが、皆さん興味があるようで、それにつられて、僕もヒートアップし過ぎたかな。

で、ひと休みということで小ネタをひとつ。

続きを読む
daddyscar at 02:15   このエントリーを含むはてなブックマーク   この記事をクリップ! Comments(2)TrackBack(2) Edit
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daddyscar




紹介するほど
自己確立してないし
まあ、ただの日記なんだけど
それでだけ終わるのも
能がないっていうか
パラノ体質が許さないってか

で、一応ゲイなんですが
それに限らず色々書いてきます
でも、やっぱゲイであることから
離れることは出来ないかも



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