October 31, 2004

ティプトリー

『愛はさだめ、さだめは死』"Love Is the Plan, the Plan Is Death"というのは、ジェイムズ・ティプトリーJrというアメリカのSF作家の短編のタイトルで、内容には、あんまり関係がありません。
というか、そんなに深刻ではないので、勘違いなされませんよう>関係者(?)さま。


愛はさだめ、さだめは死(画像がないよお。・゚・(ノд`)・゚・。)
ティプトリーについては、語り出すとキリがありませんので、簡単に。


  1. 女でありながら男のフリをしてハードSFを書いてた。

  2. 本職は空軍士官であり、CIAの設立にもかかわった。

  3. アルツハイマーで寝たきりになった夫をショットガンで射殺し、自分も自殺した。



あとは、ググってみてください。

SFの人がティプトリーを語るとき、"ジェンダー"という言葉が、よくキーワードとして語られますが、ティプトリー自身は、そこまで意識してはいなかったかと。
『男たちの知らない女』"The Women Men Don't See"という作品があり、"ティプトリー"、"ジェンダー"というと、三題噺のように取り上げられるのですが、これも、性差なんていう卑近なものより、絶対的な他者に感じる異質さを表現したものだと思うのですがね。


自分は自分のことを、いまここに感じることが出来るが、そこにいるあなたは、本当にあなたなのか



そういや、

トゥロープ・ル・モード(紙ジャケット仕様)
これに収録されてる"Planet Of Sound"という曲の元ネタは、ティプトリーの『愛はさだめ…』じゃないかな?という書き込みを、2ちゃんのSF板でしましたが、もうまったくのスルーでした…orz
daddyscar at 11:59   このエントリーを含むはてなブックマーク   この記事をクリップ! Comments(0)TrackBack(0)SF  Edit

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daddyscar




紹介するほど
自己確立してないし
まあ、ただの日記なんだけど
それでだけ終わるのも
能がないっていうか
パラノ体質が許さないってか

で、一応ゲイなんですが
それに限らず色々書いてきます
でも、やっぱゲイであることから
離れることは出来ないかも



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