November 19, 2006

Living Inside Your Love

ウィンドバード::Recreation - 書評サイトはブックマークされないのか?

いまさらながら。

これは本に限らず、CDだったり映画だったり、すべてのジャンルに云えることだよね。
で、思うのは、読者を意識してるかどうかってことなんかなーと。
僕も、本を読んでCD聴いて映画観て、オレはこう思ったぜーっ!ってムラムラとブログを書きたい衝動に駆られることは度々あるんだけれども、そのときに、じゃあ、そのエントリを誰が読むのかとか、考えてないんだよなー。

てか、最終的には「なにを伝えたくて、そのエントリを書いたのか?」という(無意識の)目的の違いなんじゃなかろうか?
ムラムラッとして、そこで伝えたいのは、その作品自体ではなくて、それに対して自分はどう思ったか?という自分語り(センス競争?)ではないかと。
良いか悪いかは別として。

これは、ウィンドバードのkazenotoriさんも書かれてる、「自分のために書くか、他人のために書くか」ということと一緒か。


書評サイトとしてのPassion For The Futureについては、前も言及したことがあって。

1yard:べしゃり暮らし
でも、イーガンに注目してた人間からすればありふれた話題でも、それを知らないライトユーザからすると、イーガンの魅力をコンパクトにまとめた、わかりやすい紹介記事だったのかなと、上記『暗号解読』の紹介を読んで再認識。

内容はまとまっているし、自分の体験に引き寄せた話題もありで、「あ、これ読んでみたい…」と素直に思ってしまった。

ちなみにイーガンというのは、いまのSF界で、それこそ誰もが認めるカッティングエッジな作家、グレッグ・イーガンのこと。
結局は、「ライトユーザ向けなのか/特定ジャンルの玄人向けなのか」ってことかもね。

たとえば、最近の注目エントリになってた記事があるんだけれども、

Passion For The Future: 悪霊論―異界からのメッセージ

これなんか、ある程度から上の(歳がね)SF好き、エンタテイメント小説好きにとっては、「なにをいまさら…」な本である訳ですよ。
まだ、いまみたいにラノベが勃興する遥か前、1984年に夢枕獏が魔獣狩りで第二次伝奇小説ブーム(勝手に命名)を引き起こした当時に、小松和彦の本なんざ(SF者は)誰もが読んでた。
それをいまさら紹介されても…と脊髄反射的に思うんだけど、集合知としてのWebということを考えると、簡便にわかりやすく情報をスプレッドしていくのは重要なんかもね。


でさー、これは書評じゃねえんだけれども、Dan the なんとかって人が、こんなエントリを最近書いてて、

404 Blog Not Found:動く錯視図形

これを10人もの人間がブクマしてんだぜ(11月19日現在。本人のセルクマは除く)。
しかも、「こんなのがあるのかービックリ\(◎o◎)/!」って内容でしかないのに。
これこそ、はてブ見てたら、元ネタの北岡明佳氏のページなんか、とっくに誰もが知ってると思ってたけどなあ。

これが最近流行りの、はてブの衆愚化ってヤツですかー?



と、ここで、このエントリを終わらせようかと思っていたら、こんなのを見っけ。

愛・蔵太の少し調べて書く日記 - 本や映画の批評は知識のない「自分語り」レベルじゃ単なる「感想」だよ
アカデミズムの人たちが本や映画について語っているテキストはなぜかたいてい退屈で、それは高校生ぐらいまでのときはぼくの頭が悪いせいなんだろうと思っていたんですが、小林信彦とか石川喬司とか双葉十三郎とか和田誠といった人たちの作品レビュー本を読んで、「アカデミズムな人は、数少ない読んだ本で自分語りをしたいだけなんだ」ということがわかりました。狭い穴(深いことは深いけれども)と少ない素材(素材的には美しかったり新しかったりするけれども)で、自分たちの知識の乏しさを隠している。ぼくは人の話を心のこもらないやりかたで聞くのは嫌いではないのですが、十分な知識と斬新な見方で何かを言ってくれる人のほうが興味深いわけです。

そのジャンルに対して充分な知識があればそうなのだろうけど、そういうのがない十代の頃、小林信彦や和田誠のスノッブなエッセイは好きでした。
あと、青山南とか。
こんな大人になりたい!とさえ思ってました。
まあ、そのうち飽きるんだけれども(笑)
てか、Webにしても、本にしても、世にあふれる文章って、結局は「自分語り」なんじゃねーの?とも思ったり。

でね、愛・蔵太さんが、こんなにSFに詳しいってのは、凄いビックリなんだけど(失礼)、結局はそれも「自分語り」なんじゃないかなあ。
いや、ご本人は、そういう意識はないとしても。
とりあえず僕は、愛・蔵太さんを「SFスキーな人」という色眼鏡で見るよこれから。
発言者に影響されないテクストなんてないと思うし、そんなものがあったとしても、それって、全然面白くないと思うし。


今日のブクマ/2006/11/19

  • 404 Blog Not Found - Google 検索

    このエントリを書いてて気づいたんですが、弾さん、Googleにハブられてんじゃん(笑)


  • メインページ - PS3 Linux Information Site
    PS3の発売日である2006年11月11日に、PPC版Linuxカーネル開発について議論するメーリングリストlinux-ppcdevに、カーネル2.6.19-rc5に対するPS3のパッチが投稿されました。また、ほぼ同時期に ftp://ftp.uk.linux.org/pub/linux/Sony-PS3 にて 2つのCD イメージが公開されました。これらのCDイメージには、PS3向けにLinux Distribution を作成するためのドキュメント、PS3をサポートするための Linux 2.6.16カーネルに対するパッチ一式とバイナリ、Kbootと呼ばれるブートローダ、関連するユーティリテ等のソースコードとバイナリコードが含まれています。ドキュメントには、Fedora Core 5をPS3にインストールする方法も記載されています。これらのドキュメントはGNU Free Documentation Licenseのもとに(株)ソニー社および(株)ソニー・コンピュータエンタテインメント社が作成、配布したものとなっています。

    ゲゲッ。PS3へのLinuxのイントールを、普通にサポートしてるじゃん。久多良木は本気なんだな。
    あとはこれをどうやって収益化するか?
    てか、もっと大々的にやっちゃえばいいと思うよPS3はパソコンになりますって。
    こういうのパッケージ化しちゃってさ。
    GNUライセンスだから無理なん?


  • 本田雅一の「週刊モバイル通信」
    実はSACD再生のプログラムを書いた技術者は、オーディオ用デジタルフィルタを書くのは初めてだったとか。しかし、その分、演算誤差が可能な限りなくなるようチューニングにチューニングを重ねた結果、SACD専用に設計されたオーディオチップよりも音が良くなったのだ。ハードウェアよりも自由度の高いソフトウェアで処理を行なったことが、結果的に高音質を生んでいるのである。

    これもまた、PS3が仇花であるという記事。・゚・(ノД`)・゚・。


  • やはりiPhoneは2メガピクセルのカメラ搭載 - 気になる、記になる…

    DoCoMoがnapstarで、auがLISMOだから、もしやるならやっぱSoftBankなんだろうか?


  • プロフィールも動画の時代 | S i M P L E * S i M P L E

    そんなの、YouTubeにうpして、それを貼ればいいんじゃね?


  • suVeneのあれ: [bookmarklet]テキストエリアリサイズ

    ちょwwww、このbookmarklet便利過ぎwwwww
    みんなガシガシ使えwwwww


  • YouTube - 吉井和哉 x 布袋寅泰 【スリル】

    夢のコラボレーションとまではいかないけど(笑)、でも、こういうカップリングはありだなあ。
    布袋のギターは、カッコいいし面白いね。

    吉井和哉は、自分で曲つくってとかやらないで、ロック芸者として、もっとドンドンプロデュースしてもらえばいいと思った。
    佐久間正英とか白井良明とか岡野ハジメがプロデュースした、吉井のアルバムとか聴きたくありません?


  • www.myspace.com/tcophony

    こちらのコメントから。
    ホント、日本のJustin King!ってな感じですねえ。

    12弦とのダブルネックで、タッピングしまくる様は圧巻。

    t-cophony's double neck guitar video

    Add to My Profile | More Videos

    ヴィデオによってはカポタスト付けてたり付けてなかったりしてるんですが、そこもキモなんかな。
    タッピングを多用する人の曲は、普通のギター弾きとは、和声の感覚が違うよね。




てな訳で、なんだか憤然とギター欲しくなってきた。

いつぞや紹介したUSBギターでも買ってみようかしらん。

サウンドハウス BEHRINGER ( ベリンガー ) >iAXE393 USB GUITAR


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daddyscar




紹介するほど
自己確立してないし
まあ、ただの日記なんだけど
それでだけ終わるのも
能がないっていうか
パラノ体質が許さないってか

で、一応ゲイなんですが
それに限らず色々書いてきます
でも、やっぱゲイであることから
離れることは出来ないかも



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