April 05, 2006

PLUTO 3

PLUTO 3―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (3)Firefox×Bloglines問題は、タブ関連の拡張をTab Mix Plusに変更することによって解決いたしました。
素人がTabbrowser Extensionsなんて入れるもんじゃないね。


閑話休題。
刊行されてることに今日気付いた訳ですが、前回は1、2巻を立て続けに読んだもんで、そのボリューム感からすると、今回はやっぱちょと不満でありました。

1巻の引きがアトムの登場、2巻の引きがウランの登場で、さて今回は××××の登場となってまして、「えー、ここで終わっちゃうのかよー!」と『帝国の逆襲』観たときみたいな喪失感が(笑)

てか、このマンガは、もう完結した後にしか語りようがないよなあ。
どうなるの?その先はどうなるの?
もうそれだけで押しつぶされそうです…


そういやこの3巻について、いつも拝見してるこちらのblogで、

厘時のクラスター - すごい雨
あと、手塚キャラが歴史上の人物みたいなもので、この作家はどう解釈するのか(例えば孔明とか新選組をどう描くか)みたいな感じになってきたような…。

という意見があって、ちょっと目ウロコな感じ。

以前も、それこそ『PLUTO』の1、2巻を読んだときに、大塚英志やらCOMIC CUEを引き合いに出してマンガのカヴァーについては書いたんだけれども、これはカヴァーというよりも、時代小説の作家が歴史上の人物をどういう視点で描くか?みたいな話。

そりゃ同じ新選組でも、司馬遼太郎の新撰組子母沢寛の新選組とではまったく違う訳で、手塚のように膨大で、人口に膾炙する?キャラクターを持っていれば、それもむべなるかな。

また翻って、井上雄彦が吉川英治の武蔵をマンガ化しているように、マンガ(のストーリー?)を原作としてマンガを描く(カヴァーとはちょとニュアンスが違う…かな)、なんてことが、あってもいいのかな、なんてことを妄想した次第でありました。 *1


まあ、『PLUTO』の場合は、浦沢直樹の知名度と上手さがあって(なおかつ手塚の遺族が権利を切り売りしまくってるからwww)こそ、なんだろうけども。



*1 バガボンドについては、ホントいまさらですが、これは凄い。井上は吉川の原作を完全に自分の領域に引き付けてる。心象表現も秀逸。あと、タイトル勝ち(笑)
daddyscar at 02:29   このエントリーを含むはてなブックマーク   この記事をクリップ! Comments(2)TrackBack(0)manga  Edit

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この記事へのコメント

1. Posted by ponpoko   April 06, 2006 00:02
うわっ!!3巻でてるんすね!!

チェック逃してましたぁ(アセアセ
早速明日買ってこよっと!!

今巻はちょと不満なんすかぁ、なるぅ。うーー(困)
2. Posted by daddyscar   April 09, 2006 19:17
>ponpokoさま

コメント遅れてスマソm( _ _ )m

僕も知らないうちに出てました。

不満てか、ボリュームがねえ…。

全巻完結してからの一気読みが正解なんかも。

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紹介するほど
自己確立してないし
まあ、ただの日記なんだけど
それでだけ終わるのも
能がないっていうか
パラノ体質が許さないってか

で、一応ゲイなんですが
それに限らず色々書いてきます
でも、やっぱゲイであることから
離れることは出来ないかも



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